外は嵐の前の静けさ、さて、政界は?

 7月の都議選の時、安倍自民党総裁は遊説の最後を、秋葉原で行った。
このとき「アベ辞めろ!」とか、「安倍政治を許さない」など、拡声器を使い大声でがなりたてる一部の集団が、安倍氏の演説をかき消した。
 
 安倍総裁は、「こんな人たちに、私たちは負けるわけにはいかないのです」と反撃の声を挙げた。
 このことをマスコミが問題にして、怪しいコメンテーターの「この人たちというのは、明らかに言い過ぎです」と、テレビで散々批判した。
 
 選挙妨害をした連中の批判はせずに、それに異議を唱えた安倍総裁を非難する。
この国のマスメディアは、どうなっているのかとマスコミ不信の気持ちが、ますます強くなった。
 
 さて、昨日は選挙運動の最終日。
安倍総理は最後の遊説地を、秋葉原に決め、そこで街頭に立った。
 今度は7月とは、かなり状況が違ったようだ。
7月の時は、怪しい反安倍のプロ集団が、演説する安倍総裁の近くに陣取り、拡声器を使い安倍総裁の演説の声をかき消した。
 明らかな選挙妨害である。
 
 昨日は、「安倍総理、がんばれ!」とかそんなことを書かれた大きな横断幕を誰かが用意して、安倍総理の周りには安倍氏の応援団と思われる人々が取り巻いたようだ。
 
 演説が始まり、それまで静かにしていた聴衆の中から「アベ辞めろ」などのヤジが飛んだが、すぐさま「うるさい!」「選挙妨害するな」などの声がして、その人物の妨害は治まったとか。
 
 今度は7月の轍を踏まない。と、対策がきちんと取られていたのか、あるいは安倍総理の応援団が、率先して怪しい奴らに選挙妨害をさせてはならないと、ガードしたのか、その辺のことは分からない。
 しかし、7月のような選挙妨害が許されて、それを非難した人が責められるという非常識をまかり通させてはならない。
 
 偏向メディアよりも、一般市民の人たちの方がまともだということを、見せつけたシーンでもあったということだ。
 
 あとは、安倍政治が信任されて、我が国が安心、安全な国家として発展することを願わずにはいられない。