日本の最も深刻な問題は?

今朝のテレビで、恋愛や結婚に積極的にならない若者たちが取り上げられていた。
チラッとしか見なかったので、これをもとに何か言うことはできない。
 しかし、政府の発表によると、昨年の国勢調査の中間結果から、人口調査を始めてから初めて人口が減少に転じたというニュースも同時に報じられている。
 
 このままでいくと、増加の一途だった老人人口は、団塊世代をピークとしてどんどん少なくなる。
 若者は結婚しない人が増加。
子育てでは、経済的負担や保育施設の片寄り、子育てと仕事の両立の難しさなどで毎年のように新生児の誕生は減少中だ。
 
 このまま生産人口が減り続ければ、今の経済規模を維持するためには将来どしても外国からの労働力を当てにしなければならなくなる。
 
 言語、文化、生活習慣などの違いに加えて、我が国へやってくる外国人の身元調査などは不可能に近い。
 先日も、群馬や埼玉で外国人による悲惨な事件が起こった。
群馬の事件は何の罪もない人々6名の尊い命が、簡単に奪われた。
このようなことを考えると、安易に労働力を外国に頼るのにも躊躇の気持ちが働くかもしれない。
 
 少数の若者で、多くの老人を支えなければならない時代がやがてやってくることは避けられないのか。
 この問題は、政治家や行政任せでなく国民も意見を出し合って、どのように乗り越えるべきかを考えて行く必要がある。
 お前に何か妙案があるのかと、問われれば私も言葉に詰まる。
しかし、何も思い浮かばないからあきらめるというわけにはいかない問題だ。
 身近なことからでも、一人が出来ること、集団でしかできないことなど精査して知恵を絞りたいと思う。