宮崎駿という男
ヤフーのネットニュースによると、
「沖縄の非武装地帯化こそ、東アジアの平和のために必要です」
とした直筆の文章を寄せていた。
(引用終わり)
その延長線上に、沖縄の基地問題があるのか。
しかし、沖縄の基地問題を語るとき、その地勢上のこと。中国との関係などを考えて基地反対の結論に至っているのかなど、疑問は尽きない。
今や海洋国家として太平洋に覇権の手を伸ばし始め、フィリピンやベトナムと領有権争いをして、国力に任せて国際法を無視、南シナ海を好き勝手に埋め立てたり海洋権益を我がものにしている事実にどのような意見を持っているのか、ぜひ、その胸の内を聞きたいと思う。
この連中は、平和、平和と叫びながら基地反対を唱えれば、マスコミや一部のファンからは拍手喝さいを受けるだろう。
しかし、その行為は宮崎氏などが最も厭がるはずの国家権力による自由の迫害や言論弾圧へとつながっていることを考えた上での行為なのか。私には理解できないのだ。
東アジアの平和を保つためには、沖縄の基地はどうしても必要である。
仮に沖縄から米軍が引き上げたら、フイリピンのスプラトリー諸島のような状況がすぐに沖縄で展開されることが、誰にでも想像できる。
これまで何度も主張してきたが、しっかりした防衛力の上でなければ平和は維持できないと、私は思うのだが・・・。