宮崎駿という男

ヤフーのネットニュースによると、
米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設阻止を目的に設立された「辺野古基金」の共同代表に、アニメ映画監督の宮崎駿氏が就任する意向であることが7日,分った。
 これは琉球新報にスタジオ・ジブリ側が明らかにした。
 
沖縄については、2014年11月オスプレイの撤去と辺野古基地建設への反対に賛同する著名人の声を集める運動に
「沖縄の非武装地帯化こそ、東アジアの平和のために必要です」
とした直筆の文章を寄せていた。
 
 辺野古基金の共同代表にはこれまで
前嘉手納市長の宮城篤美氏、金秀グループの呉屋守将会長、元外務省主任分析官の佐藤優氏、故菅原文太氏の妻文子氏などが名を連ねている。
 
 (引用終わり)
 
 宮崎駿氏のアニメは「風の谷のナウシカ〉以外見たことが無いのだが、核戦争の恐怖や環境保全、平和の尊さなどがテーマになった作品が多いのであろう。
 
 その延長線上に、沖縄の基地問題があるのか。
しかし、沖縄の基地問題を語るとき、その地勢上のこと。中国との関係などを考えて基地反対の結論に至っているのかなど、疑問は尽きない。
 
 中国が一党独裁共産主義国家で、宮崎氏などが最も嫌うはずの表現の自由言論の自由がない国であること。
 今や海洋国家として太平洋に覇権の手を伸ばし始め、フィリピンやベトナムと領有権争いをして、国力に任せて国際法を無視、南シナ海を好き勝手に埋め立てたり海洋権益を我がものにしている事実にどのような意見を持っているのか、ぜひ、その胸の内を聞きたいと思う。
 
 翁長県知事のように、はっきりと日本人なのに中国よりのスタンスをとる売国奴なのか、或いは中国に媚を売り一部の反日メディアへ迎合する軽薄な人間なのか。
この連中は、平和、平和と叫びながら基地反対を唱えれば、マスコミや一部のファンからは拍手喝さいを受けるだろう。
 
 しかし、その行為は宮崎氏などが最も厭がるはずの国家権力による自由の迫害や言論弾圧へとつながっていることを考えた上での行為なのか。私には理解できないのだ。
 
 東アジアの平和を保つためには、沖縄の基地はどうしても必要である。
仮に沖縄から米軍が引き上げたら、フイリピンのスプラトリー諸島のような状況がすぐに沖縄で展開されることが、誰にでも想像できる。
 
 それを知っていて、辺野古基地建設反対を唱え、行動することは明らかに売国行為だと言える。
 
 これまで何度も主張してきたが、しっかりした防衛力の上でなければ平和は維持できないと、私は思うのだが・・・。