現実を直視した議論を進めるべきだ
今朝のTBSのサンデーモーニングを観ていたら、相も変わらず首相が”我が軍”と言ったとかで、重箱の隅をほじくり返すような発言を、それぞれのコメンテーターがのべていた。
この間出席者からは、中国の覇権主義、力で現状変更を行おうとしていることに関しての、意見や疑問は何一つ出てはこない。
この番組の企みは始めから判っているつもりではあるが、出席者はすべて日本人である。それが誰一人として中国の脅威や理不尽な振る舞いに触れる者が居ないという異常さに呆れてしまう。
この人たちの意見を鵜呑みにする視聴者は、彼らの発言こそが正しくてそれに反対意見を述べる者は、共産党の口癖ではないが、日本を戦争する国へと変えようとする悪い連中だとのレッテルを貼ってくる。
中国はこうした動きが現実味を帯びてくると、なんとかして中国包囲網が出来上がらぬうちにと、日本の左翼に手を回しウソで塗り固めたプロパガンダ攻勢にでるだろう。
中には南シナ海は日本とは無関係の遠い海域だから、そんなところの紛争に巻き込まれるのは御免だという輩も居るのだがそうではない。
それは、尖閣に続き沖縄を我がものにしようとする中国の野望を実現させることになる。
現実を見据えていると、南シナ海の紛争が我が国にとって決して他人事ではないことが分かる。
すべては我が国の国防に密接に関わりあってくるのだが、反日マスコミはそのことには触れないまま、観念的に平和主義が大切だとか、二度と戦争への道を歩んではならないとかのお題目ばかりをとらえ、何も知らない視聴者たぶらかす。
すべては私たちの孫子に、この素敵な日本という国を美しい姿のまま継承してけるように、我々が努力を惜しまぬことだ。