選挙権の18歳引き下げ

 選挙の投票権が18歳に引き下げられることが決まりそうだ。
 
18歳と19歳の選挙人の数はおよそ250万になるという。
 
先日行われた与那国島住民投票に中学生を参加させたような
 
非常識きわまる行いとは、わけが違うのだが心配の種も増えることになる。
 
 それは、18歳といえば選挙の時期にも影響を受けることになるのだが、
 
高校生がかなり対象になるということだ。
 
 授業現場での先生の対応などはどうなるのだろう。
 
教組に参加している教員のなかには、法律など無視して行動を起こす
 
連中が多い。
 
 大分県の教組などは、韓国への慰安婦の記念館などを訪問する
 
旅行を企て、生徒の父兄へ積極的に呼び掛け、参加費用を集めたり
 
して、旅行業法違反で手入れを受けた。つい昨年あったことだ。
 
 選挙が近づけば、社会の授業などで思想教育に拍車がかかることが
 
考えられる。
 
 以前、福岡県で起きた伝習館高校での毛沢東思想の啓もう活動を
 
授業で行った事件など、この連中は法律違反になることなど屁とも思ってはいない。
 
 私のところを訪れる生徒の中には、
天皇と言うのは、悪い人なんじゃろう?」と、質問してくる子どもがいる。
 私が「なぜ悪い人と思うのかな?」
と、問い返すと
「人はすべて平等であるはずだ。天皇だけが特別の存在と言うのは、民主主義に反する。天皇制など無くすべきだ。先生はこのように言ったよ」
 子どもはこのように私に説明した。
 
 明らかに学校で、偏向した思想教育がおこなわれていることをうかがわせる話である。
 まだ、西も東も解らぬ子どもたちへ、平気で自分たちの思想を刷り込む破廉恥な教師が何と多いことか。
 
 18歳に選挙の投票権が引き下げられるに当たっては、倫理、道徳など人の道をしっかり指導する教育体系の確立が急務である。
 
 思想が一方に偏らぬように社会の在り方や、その中で生きる自分たちがどのような思いを抱いて社会を構成してゆけば良いのかなど、人の生き方の基本をしっかりと指導した上での選挙権の引き下げが望ましい。