可笑しな日本のマスメディア

 韓国の行政裁判所は、産経新聞の加藤達也前ソウル支局長が求めた
 
出国禁止措置の執行停止の仮処分申請を棄却した。
 
昨年の8月から半年にわたって、加藤前支局長は渡航の自由を韓国の裁判所に
 
奪われている。
 
 一国のトップがマスコミによって、叩かれたりスキャンダルを報道されるのは
 
当たり前のことである上、加藤前支局長は韓国マスコミの大統領に対しての批判記事を引用したにすぎないのだ。
 
 韓国のマスコミについては、お咎めなしで我が国の産経新聞の支局長だけを狙い撃ちするという理不尽さに対して、なぜ、日本のマスコミは騒がないのだろう。
 
口を開けば、報道の自由言論の自由を声高々に吠えまくる日本のマスコミ。
 
なぜか、この件に関してはどのマスメディアもだんまりを決め込んでいる。
 
さらに、自民党二階俊博総務会長が韓国に出かけて、向こうの大統領に会った。
 
当然、この問題を政治解決しょうと出かけたと思っていたら、日韓関係の改善のためには慰安婦問題の解決が必要と、発言したらしい。
 
 この二階か三階か知らんが、この男は何を考えているのか。
 
新聞記事では、産経新聞の前支局長のことに触れた形跡はない。
 
我が国では、日韓請求権協定に基づき、慰安婦問題は「完全に解決済み」との
 
立場を堅持している。
 
 二階総務会長の発言は、この件に関してダブルスタンダードの姿勢を韓国側に晒したことになる。
 
当然、問題になること必至なのにマスコミは、このことで二階総務会長の発言については、何も批判をしていない。まあ、善意に考えて昨日のことだから
 
様子を見ながら批判の腰をあげようとのことかもしれない。
 
ここは、マスコミの出方をしっかりと見つめることにしたいものだ。