地方創生と、中央政府はのたまうが・・・。

 先先日までは19歳の少年によるコンビニでのつまようじ事件。
 
昨日はイスラム国からの身代金要求事件などで、マスコミはおお忙し。
 
 この件については私もいろいろ物申したいのだが、しばらくは成り行きを見守ることにしょう。
 
ところで、 今年は統一地方選挙の年。
 
 安倍政権の経済・景気回復以外のもう一つの目玉政策は、地方創生という大きな課題だ。
 
 そのためにはいくら中央政府が、旗振り役になって地方に光を当てようとしても、 
 肝心の地方を動かす生え抜きのリーダー育たなくてはどうにもならない。
 
 その意味で、今年の地方選挙は大切な意味を持つ。
 
 ところが、地方によっては議員のなり手がいなかったり、青森県のどこかみたいに
 議員の半分以上が逮捕されたりと、はなはだ心もとない。
 
 さらに号泣会見で世界に恥を晒した兵庫県議の例ように、政務活動費の使い道や
その領収書などの提出問題は、なんら解決されていない。
 
 昨日のニュースでは、イスラム国の人質事件の陰で、かすんでしまうような記事として
野々村元県議が、詐欺の疑いで書類送検されたと、報じていた。
 
 この人は、真実を語って堂々と法の裁きを受けて欲しい。
 
 しかし、兵庫県では、領収書の改ざんなどで60歳を過ぎたのに元気に走って記者から
逃げ回っていた県議が居た。この類は細かく調べればどんどん現れるはずだ。
 
 検察は、この県議のことなど調べたのだろうか。
世間を騒がせた野々村氏一人をスケープゴートにして、それでチャンチャンと幕を引いては
 安倍政権の「地方創生」などは、空念仏に終わるのは目に見えている。
 
 だいたいろくな仕事もしていない(議員が提案、提出する条例案などの割合を見れば、いかに
仕事をしていないかがよくわかる)連中に私たちの税金から政務活動費を支払う意味合いは
ないのだ。
 外国のように、地方議員はボランティアで良いのに、高い給料を得ていること事態がおかしい。