ああ、ブルーインパルス

 震災で使用できなくなった宮城県松島基地
 
 近年はここを本拠地として、訓練をつんでいた航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」は、福岡県の芦屋基地を拠点に活躍していた。
 
 ブルーインパルスの妙技に拍手を送ったのはもうずいぶん前のこと。
 
 大空に描く、スモークオイルによる白煙(?)
 
 東京オリンピックの開会式における巨大な五輪マークを、TVを通してみたときは驚きと興奮が最高潮に達した。
 
 その後、三重だったか、犠牲者を出す大きな事故などもあったが、苦難を克服して航空自衛隊の象徴としての活躍を続けている。
 
 大戦後、日本は戦闘機の製造などが出来なくなって、アメリカで使用していた、いわばお下がりのようなF-86戦闘機で、チームをつくり見事な妙技を披露して、大空の守りをアッピールしてくれた。
 
 このチームが九州を旅立ち、実家へ帰ったのはやむおえないことではあるが、寂しい気持ちも広がる。
 
 これからは本拠地の松島で大空を飛び回って、飛行技術の向上のため大いに頑張って欲しいものだ。