日本の空に暗雲が立ち込める…
一昨日の産経に
というタイトルの記事が掲載されていた。
記事の冒頭では
主要野党(立憲や国民民主)が憲法問題を「政局」に利用した結果、議論は緒(ちょ)につくことすらなかった。一方与党側にも野党の取り込みや態度軟化を促す策に欠けた感は否めない。
自ら出席を拒否する中での開催に主要野党は「安倍政権の極まれりだ」(辻元氏)と猛反発。幹事選任の手続きだけを行った約2分間の審査会が与野党間に埋めがたい遺恨を残した。
ここまで12月5日の産経の記事を引用させていただいたのだが、引用を進める私の頭の中は、国民の負託を受けた国会議員たちが、真面目に国家・国民のことを考え最も重要な憲法の審議を故意にサボタージュしようとする姿だけが浮かび上がって仕方がない。
残念ではあるが、引用はここまでにしておこう。
議員たちは選挙で国民から選ばれた”選良”ではないか。憲法改正の意見は賛否が拮抗している。施行されてから70余年にわたり、時代は大きく変化した。
今の刑法や民法が時代に合わず、話題の危険運転致死傷罪も高速道路に車を停車させて事故が引き起こされたなど、ここまでは想定できないことが現実に起こっている。そんな法律が追いつかないケースが私法だけに限らず公法や国際法などの分野でも現実に起こっている。
辻元たち改正に反対する議員は、審議のテーブルに乗せる事さへ恐れ、感情的に反対を唱える。
公明は元々日和見的で、大衆の声やマスコミに翻弄されて護憲に傾いている。
一番の問題は自民党だ。
それが今では、憲法改正に消極的、或いは声には出さないまでも反対の姿勢の議員が多数いる。
世界が刻々と変化する中で、今のままで推移すると日本は時代から完全に取り残されるだろう。
我々の頭上に広がりつつある暗雲を、何とか一掃する手立ては無いのであろうか。