AKB総選挙

大分県人として、まずは「指原莉乃」さんにおめでとうと言いたい。AKBの総選挙で2回目の一位の栄冠に輝いた。
 昨夜、家内はTVの前でアイドルが、次々にインタビューに答える画面を見て、感想を述べていた。
 「いつまでも何を観ているのだ」と、聞いたら今年は「さしこ」が一位になるかどうかを観ている。
「お前は指原のファンなのか?」
「別に、ファンではないけど気になってね」
やはり、大分県出身ということで、気にしているのだなと、合点して私は風呂へと姿を消した。
 
 
 今は日本で一番有名なアイドルグループにあって、この人の名を知らない人は数少ないだろう。
 アイドルには無縁の私のような者でも、どんな活躍をしているかぐらいは知っている。
 
 とくに可愛らしいとか、思わず振り返るような美人ではない。
加えて、言動などもいわゆる良い子ぶったところは無くて、むしろ、自虐ネタでファンを引き付けている。
 
 これは、彼女が自分というものを知っていての言動であろう。
それには、彼女の幼いころからの、いじめられた経験、登校拒否、両親がそれを温かく見守ってくれたなどの、人生経験を通しての歴史が感じられる。
 
 そういえば、「安部まお」や「ななみ」などの大分出身のシンガーなどにも、共通する過去がだぶってくる。
 
 みんなあるとき何らかのきっかけをつかんで立ち上がり、一つの目標にまい進した結果が、今日の自分を作り出しているのかもしれない。
 
 このことは、全国のあちこちで悩み苦しんでいる同世代の若者に、勇気を与えるのではとおもうのだが。
 
 今、大分県を代表する有名人は指原莉乃さん、それに続いて外国で盛んに日本を貶める発言を続けている村山元総理、そして、人ではないが高崎山という猿の名所に誕生した赤ちゃん猿のシャーロットなどだ。
 
 日本を貶めてまわるご老人は早々に退場いただいて、明るいニュースでの有名人が増えると、地方創生にも貢献してもらえそうだ。