レスリング、除外?

 IOCの協議で2020年のオリンピックから、レスリングを除外しょうかと言う案が議題に上がっているとのニュースが報じられた。
 
 さかのぼれば、水泳の潜水泳法禁止、冬季五輪でのスキージャンプで日本が上位を独占すると、スキーの板を小柄な日本人が不利になるように小さくする。ノルディックでは、日本人が得意なジャンプの得点を削ったり、柔道では柔道の歴史を無視するようなルール改正が度々。
 
 考えてみると、IOCの委員の相当な割合を占める欧州の人たちは、日本など黄色ィ肌をした連中が、オリンピックで好成績を挙げることを苦々しく思っているのではないか、など、うがった想いが胸をかすめてしまう。
 
 ソフトボールなどもその犠牲になって、オリンピックから姿を消したのではないか?など、IOCの委員の構成の不公平さが、スポーツという人類共通の楽しみに暗い影を落としているように思えてならない。