小泉に捨てられた哀れなヒナたち

 前回の総選挙で小泉元総理に乗せられ、颯爽と政界に登場したチルドレンの方々。

 今日は自民党比例代表の名簿順位が発表された。

 比例名簿の順位が下位になったら、惨めな思いをしたくないから出馬辞退すると表明していた猪口邦子議員、無念さをにじませ出馬断念を・・・。

 それなのに小選挙区で苦戦しそうなベテラン議員を救助する安全弁としての比例代表との抱き合わせの利用はちゃっかりと機能させている。

 前回、上手く乗せられて出馬した人たちへ同情する気はないのだが、ご都合主義でいとも簡単に使い捨てする自民党の非情さや勝手のよさにはあきれてしまう。国民から徴収した税金の無駄使い、官僚どもの意のままで天下りは無くなりそうもないし、社会保険庁の無責任な行為で多くの国民が多大な迷惑を被っているわが国の現状を、彼らはどのように考えているのだろうか。

 もともと、国防や外交では自民党以外には任せられないと、これまで支持してきた私だが今回は一度野に下って反省してもらう必要がありそうだ。

 解散して40日は永いなあと思っていたが、明日はいよいよ告示の日。

 さて、どんな結果が出るのだろう。